アロマポットの受け皿にどのくらいの量の水が入るのか調べてみた
アロマポットのお皿って何CCくらいの水が入るの?
「アロマポットの受け皿に入る水の量を教えてください」というお問合せをたまに頂くことがあります。年に1回くらい。
もちろん、お答えはするのですが、これって実は意外と難しい質問でもあるわけですね。
なぜかというと、満水の状態でアロマポットを使う人はほぼいないわけで、大体7~8割くらいの水を入れて使うわけです。目一杯入れたら、絶対こぼれますから。
じゃあ、7割と8割ではどちらが正しいのか、あるいは9割じゃダメなのか、などと言い出すとキリがないわけでして、こういう「人によって異なる数値」というのは、ページ上で案内するのが難しいわけです。
というわけで、実験もかねて、アロマポットの受け皿にどのくらいの水が入るのか調べてみました。
使うアロマポットは4種類
今回の検証に使うアロマポットは、「オイルウォーマー ピッチャー」「オイルウォーマー プレート」「NewアイアンバーナーS」「アロマバーナー オブジェ」の4種類です。すべて、キャンドルを使うタイプです。
陶器のタイプと鉄製のタイプが2つずつ。お皿は、陶器が3つ、鉄が1つです。
ガラス受け皿も実験に含めたかったのですが、メーカーから終了予定の連絡がきてしまったため、残念ですが外すこととしました。在庫があるうちは大丈夫ですが、将来的には取扱いができなくなりそうです。クスン。

エントリー1番です。水を入れるカップが大きくて人気あり!

エントリー2番です。こちらも比較的お皿が大きいタイプ

エントリー3番です。お皿に深さがあるので、意外と入るかも!?
満水時の水量と想定使用水量をはかる
水の量は2パターンはかることとします。満水時の水量と、大体これくらい入れて使うであろうという想定水量です。
実際の使い方として、例えば流し台などでお皿を洗ったあと、水道の蛇口からお皿に水を入れて、そのままアロマポットが置いてある場所まで運ぶ、という人が多いと思うんですよね。
つまり、この想定水量というのは、ひとことで言えば、「水を入れて歩いてもこぼれないくらいの量」ということです。
イメージとしては8割くらいの量ですね。まあ、ざっくりです。

満水で使う人はあんまりいないですよね。。。
計測の結果はこちら
満水時の水量 | 実際に使うときの想定水量 (見た目で8割くらい) |
|
オイルウォーマー ピッチャー | 120ml | 100ml |
オイルウォーマー プレート | 90ml | 50ml |
NewアイアンバーナーS | 100ml | 60ml |
アロマバーナー オブジェ | 90ml | 50ml |
オイルウォーマー ピッチャーがダントツで水が入ります。アイアンバーナーSも、お皿に深さがあるので、結構入りますね。
オイルウォーマー プレートと、アロマポット オブジェについても、お皿が小さいわけではないので、おそらく平均的なところかと思います。
お皿が薄いタイプや、お皿が外せない(本体と一体化している)タイプなどは、この半分くらいになるのではないでしょうか。
見た目の量が8割でも、実際の量が8割とは限らない
表の想定水量を見て「オヤッ?」と思った人も多いと思うのですが、見た目で大体8割くらいかなと思っても、実際の水の量はもっと少ない場合があります。
これは、料理をする方ならピンとくると思いますが、例えば大さじを使って、大さじ2分の1の醤油をはかるとき、見た目はどのくらいになるでしょうか? たぶん見た目で8割くらいのイメージですよね。
スプーンのような形状だと、上にいくほど体積が広いので、このようなことになります。アロマポットの受け皿も同じです。

大さじ2分の1がこれ。写真はキッコーマンのサイトより引用
水がいっぱい入るほうが良いのか?
「じゃあ、水がいっぱい入るアロマポットがいちばん長時間使えるのか」といえば、実はそうとも限りません。ややこしいですね。
例えば、炎の先端とお皿との距離がどのくらいあるかで、お皿の温まり方も変わってきますよね。きっと近いほうが熱くなりやすい。
あるいは、キャンドルがある程度密閉されているほうが、ひょっとしたら効率的に熱が上のお皿に伝わるかもしれません。
というわけで、「アロマポットの水がどのくらいの時間で蒸発するか」については、あらためて検証する必要がありそうです。
また後ほど実験してみたいと思います。