花粉の季節におすすめのエッセンシャルオイル(精油)は?
アロマテラピーで花粉の季節をのりきろう!
いまや5人に1人が花粉症の時代。花粉の量が例年より多くても少なくても、毎年大変なのが花粉症というもの。憂うつな気分でこの季節を迎える人も多いことと思います。
はたして、アロマテラピーは花粉症に役立つのでしょうか? エッセンシャルオイル(精油)は医薬品ではありませんので、症状を改善するという言い方はできません。そうはいっても、ワラにもすがりたいこの季節。ハーブの持つチカラを最大限に活用し、元気にこの季節をのりきりたいものです。
花粉シーズンをすこやかにのりきるためのエッセンシャルオイル(精油)や、その活用法を以下に記載します。
蒸気吸入でスッキリ!
あっちもこっちもムズムズ・・・。そんなときには、ユーカリやペパーミント、ティートリーの蒸気吸入がおすすめです。
マグカップに熱湯を注ぎ、精油を2~3滴おとして、数分間蒸気を吸い込みます。スゥーッとする香りが気分をスッキリさせてくれます。なお、この蒸気吸入はむせて咳を誘発してしまうこともありますので、喘息の方は控えてください。また、後でうっかり飲んでしまわないように、使い終わったお湯はすぐに捨てましょう。
蒸気吸入だけでなく、お部屋や寝室での芳香浴も、もちろんおすすめです。イライラした気分を鎮めてリラックスしたいときには、ラベンダーやカモミール・ローマンなども良いでしょう。
イライラが強いときは、お風呂に精油を垂らして長めにつかるのも効果的です。ぬるめのお湯にユーカリ、ラベンダーをそれぞれ2~3滴ずつ落とし、よくかき混ぜて入りましょう。心地よい香りが浴室にひろがり、リラックス度もアップします。大きく深呼吸をして香りを吸い込んでください。
マスクのお供に精油をお忘れなく
マスクに精油をたらす方法は、とても手軽でおすすめです。気分もリフレッシュしますし、マスクの匂いが気になる時にも、それを打ち消してくれます。
マスクの外側のお肌に触れない部分に1滴精油をたらしたり、精油をたらしたティッシュをたたんでマスクの内側に入れたりして香りを楽しみます。
このとき精油が直接皮膚やくちびるにふれないように十分気をつけてください。特にくちびるは刺激に敏感ですので、精油がふれるとヒリヒリしたり、かぶれたりする場合があります。
精油は、スッキリした香りのユーカリ、ペパーミントのほか、気分をリフレッシュしてくれるレモン、グレープフルーツなどがおすすめです。なお、マスクに直接精油をつけると精油の色がついてシミになりますので、色のついた精油の場合はお気をつけください。鼻水のシミと誤解されてしまうかもしれません。

マスクに精油は簡単でおすすめ!