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精油はなぜ高い?

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精油はどうして高いの? ローズ精油が1本8千円もするのはなぜ?

エッセンシャルオイル(精油)が高い理由

エッセンシャルオイル(精油)の値段が高いと感じることはないでしょうか?
多くの精油は1本1000円前後のものが多く、中には1本で数千円してしまうものも少なくありません。ローズ、ネロリ、ジャスミン、メリッサなどは特に高価な精油として知られています。

精油が高い理由は、膨大な量の植物から少量の精油しか抽出できないからです。例えばラベンダー1リットルの精油を抽出するためには、150kg以上のラベンダーの穂先が必要になると言われています。
貴重なローズオイルの場合は、1滴を抽出するために、バラの花50個前後が必要になると言われています。数千円する豪勢なバラの花束をもってしても、その花束からはわずか1滴の精油すらとれないのです。
精油は大変貴重なものです。精油になる前の植物の姿を頭に思い浮かべつつ、大切に利用しましょう。

これだけ立派なバラの花束も精油にすると1滴分くらい?

精油の収油率(しゅうゆりつ)とは

オレンジなら皮から、ローズなら花からというように、精油が含まれる部位や量は植物によって異なります。
植物から抽出できる精油の量の割合のことを収油率(しゅうゆりつ)と言いますが、これは植物によって異なるのが通常です。収油率は、精油の量を分子に、植物の量を分母にして計算しますが、この値が低いほど精油が採りにくいということになり、価格も一般的に高価になります。

収油率は精油を抽出する時期によっても変わります。例えば、ラベンダーなら開花直後の7月中旬から下旬ごろ、クラリセージなら開花後期の6月下旬ごろに高い収油率を示します。収油率は植物の産地、季節、蒸留する会社の経験・ノウハウなどによっても変わりますので、おおよその目安としてお考えください。

ユーカリ・グロブルス 2~3%
ラベンダー 0.6~0.7%
ローズ 0.01~0.06%

利用者をあざむく偽和(ぎわ)という方法

精油の価格が高いということは、「何とか安く調達して利ざやを増やせないか」と考える輩が出てくるのもある意味当然なことかもしれません。

フランスにおける真正ラベンダーの生産量は1967年から98年までの30年間で85%も減っていますが、ラベンダーオイルの流通量はむしろ増加しています。これには、ブルガリアやオーストラリア、日本など、他の地域での栽培が増えていることももちろんありますが、なんらかの方法で水増ししたラベンダーオイルが相当量流通していると考えるのが自然でしょう。

天然の精油に他の安い精油を加えるなど、なんらかの人為的な偽装をすることを偽和(ぎわ)と言います。ローズにパルマローザ、ラベンダーにラヴァンジンといったように、香りや成分の似た安価な精油を加えて水増しするケースが多いようです。

なにしろ香りも成分も似通っているわけですから、よほどの特徴成分でも含まれない限り偽和された精油を見つけることは困難です。残念なことではありますが、利用者の側である程度の自衛をするしか方法はないでしょう。できるだけ信頼できる会社を選ぶ、安すぎる精油は避けるなどが必要になってきます。

アロマテラピー以外で活躍するネイチャーアイデンティカル

一般に香料には天然香料と合成香料があります。
アロマテラピーでは天然のエッセンシャルオイル(精油)を使用しますが、これは天然香料に分類されます。アロマテラピーにおいては合成香料を使用するべきではありません。
では、合成香料とはなんのために存在するのでしょうか?

合成香料は、主に食品のフレーバー(香り付け、味付け)や日用品、化粧品のフレグランスとして使用されます。お菓子や飲料はもちろん、ソーセージ、歯磨き粉、化粧品、芳香剤、タバコにいたるまで、ありとあらゆるものに使用されています。これらの市場はアロマの市場に比べて桁違いに大きいため、安価で、しかも品質の一定した香料が必要になるのです。

天然の精油はもちろんすばらしいものですが、量がとれない、高い、価格に変動がある、天候や産地などで香りが変わるなど、デメリットもあります。食品や飲料業界で商品の味や香りが毎年変わったら問題です。そこで、安価で、大量の需要に対応でき、かつ品質の一定した合成香料が必要となるのです。

合成香料は、天然の精油の化学組成を解析し、それらの成分を人工的に再現することで作られます。例えばリナロールやゲラニオールといった、いくつかの香りの成分をつぎはぎして作るイメージです。こうして作られた香料はネイチャーアイデンティカルと呼ばれます。まるで中世の錬金術のようですが、化学の進歩によって、今ではこのようなことが可能になっています。

「合成」というとイメージが悪いですが、体に害があるわけではありません(食品衛生法に規定があります)。ナチュラルが基本のアロマテラピーで用いるべきではありませんが、日常生活においては欠くことのできないものです。

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