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| タイトル: |
めぐり逢えたら |
| 原題: |
Sleepless in Seattle |
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(1993年、米) |
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| 監督: |
ノーラ・エフロン |
| 出演: |
トム・ハンクス、メグ・ライアン、ビル・プルマン 他 |
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クリスマスに恋人と観るなら、こんな映画はいかが?
トム・ハンクス、メグ・ライアン主演の映画、『めぐり逢えたら』です。
最愛の妻に先立たれ、抜け殻のように生きるサム(トム・ハンクス)。8歳
の息子ジョナは、そんな父のため、クリスマス・イブの晩にラジオの人生相談
に電話をかける。「パパに新しい奥さんを見つけて」と。息子に続いてしぶし
ぶ電話口に立ったサムは、亡き妻への想いを切々と告白。ラジオから流れるそ
の真摯な語り口は、全米の女性の涙を誘うのです。
結婚を目前に控えたアニー(メグ・ライアン)も、そんな彼の告白に涙した
一人。映画『めぐり逢い』のようなロマンティックな恋に憧れながらも、現実
にそんなものはないと自分に言い聞かせる彼女。しかし、ラジオの向こうの、
会ったこともないこの男性に、いつしか心惹かれていく・・・。
アメリカの端と端に住む二人が、「運命のマジック」によって導かれ、そし
てついにNYでめぐり逢う。そんな素敵なラブストーリーです。
「そんなの、現実にありっこねーじゃん」という夢のない方には、そもそも
こういう映画は観てほしくありません。もし彼氏がそういうタイプだったら、
一緒に観ないほうがいいでしょう。せっかくの感動が薄れたらもったいないで
すからね。
「運命の恋」ってきっとある。そんなふうに感じさせてくれる素敵な映画で
す。
この映画には、往年の名作『めぐり逢い』(57年、米、レオ・マッケリー
監督)のカットが随所で挿入されています。ケーリー・グラント、デボラ・カ
ー主演のこの映画、ニューヨーク、エンパイアステートビルを舞台にした感動
のラブ・ストーリーです。
本作に登場する女性たちは、子供から大人まで、揃いも揃ってこの『めぐり
逢い』が大好き。みんながみんな感動して泣いているというのが、妙に可笑し
いのです。ある女性など、サムにストーリーを説明しているだけで、感極まっ
て泣き出す始末。「女の映画だな」「映画なんかで泣く女性は困る」などと呆
れつつも、映画『特攻大作戦』の話をしながら泣き出すサム。笑えます。
しかし、この『めぐり逢い』こそが物語の重要な鍵を握るのです。
アニーがエンパイアステートビルで逢うことにしたのも『めぐり逢い』が好
きだったからだし、息子ジョナの彼女がNY行きのチケットを手配したのも、
やっぱり『めぐり逢い』が好きだったから。そういう意味では、この物語の
キューピット役は、息子ジョナとケーリー・グラントだといってもいいかもし
れません。
私が個人的に好きなのは、エンパイアステートの守衛のおじさん。時間が過
ぎて展望台へのエレベータにのせてもらえないアニーは、待っている人がいる
からと、彼に泣きつく。
「ケーリー・グラントかね?」
そう言って、アニーを行かせるおじさん。うーん、ニクイ!!
ちなみに、原題は「Sleepless in Seattle(シアトルの眠れぬ男性)」です
が、邦題を『めぐり逢い』にひっかけて『めぐり逢えたら』にしたセンスはな
かなか。ロマンティックなラブストーリーが好きな方は、ぜひどうぞ。
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| Text by じょん |
2001/12/21 メールマガジン掲載 |
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