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| タイトル: |
恋は邪魔者 |
| 原題: |
Down With Love |
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(2003年、米) |
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| 監督: |
ペイトン・リード |
| 出演: |
レニー・ゼルウィガー、ユアン・マクレガー、デヴィッド・ハイド・ピアース、サラ・ポールソン 他 |
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この作品の舞台は1962年のニューヨークである。
調べてみると、1962年というのはマリリン・モンローが亡くなった年で
ある。007シリーズの第1作『ドクター・ノオ』が公開されたのもこの年
(日本公開は翌年)。アメリカ大統領は、かのジョン・F・ケネディであった。
ちなみに日本では、植木等が「♪スイ、スイ、スーダラダッタ、スラスラス
イスイスイ〜」と声高らかに歌っていた。――ま、そんな時代である。
ユアン・マクレガーが演じるキャッチャー・ブロックは、超腕利きの雑誌記
者にして、伝説のプレイボーイ。スクープを求めて世界を飛び回り、その先々
で美女とイチャイチャ――明るく屈託のない007、といった雰囲気の男だ。
レニー・ゼルウィガーが演じるバーバラ・ノヴァクは、売り出し中の作家。
「女も、男並みに仕事やセックスを楽しまなきゃ! 恋なんかにマジになっちゃ
ダメ」と訴えた著書が世界的ベストセラーになり、一躍、世の女性たちのカリ
スマに。
ノヴァクの本のせいで、女性の<自立>が進み、すっかりプレイボーイ稼業
がやりにくくなってしまったキャッチャー・ブロック。何とかしようと、彼が
立てた作戦はこうだ。
プレイボーイの技を駆使してノヴァクに接近し、まずはノヴァクを恋のとり
こにする。そのてん末をスクープ記事にして、「彼女もしょせんはただの女」
とアピールすれば、世の女性たちの目も覚めるはず――というワケ。
ノヴァクは過激(当時としては、だけど)な主張をしているが、本人は意外
にウブな性格。で、キャッチャーは優しくマジメな男に化けて、ノヴァクに近
づく。最初はダマしていただけのはずだったのに、だんだん本気になっていく
キャッチャー。
――というだけなら、よくある恋愛モノだが、実はノヴァクの方も、ただダ
マされていたわけではなくて――と、結構手の込んだラブストーリーが展開す
る。
こういう<古き良き時代>を舞台にした作品は、セットや衣装で手を抜かれ
るとシラケてしまうが、この作品はそのへんもきっちり作り込んである。現実
の60年代ではなく、みんなの記憶の中で美化された夢の60年代をうま〜く
再現した。
主演の2人も役にピッタリ。マンガ的なキャラクターを伸び伸びと演じてい
る。
辛気くさいところがなくて、とにかく明るくて、よくできていて・・・デー
トなんかで、めんどくさいことを考えずに楽しむぶんには最適の作品である。
そう、この作品はデートにオススメ。特に、貴女の仕事に理解がなかったダン
ナや彼氏を連れて行けば、ちょっとは反省してくれるかもしれませんよ(笑)。
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| Text by 輝 |
2003/10/3 メールマガジン掲載 |
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