アロマテラピー専門店【夢香房】 -- ホームページ ご注文Q&A カートの中身を確認する --


アロマオイル(精油)アロマポットアロマランプなど、アロマテラピーのことなら夢香房へ!



アイアン・ジャイアント



タイトル: アイアン・ジャイアント
原題: The Iron Giant
(1999年、米)

監督: ブラッド・バード
出演(声): イーライ・マリエンタール、ビン・ディーゼル、ハリー・コニックJr、ジェニファー・アニストン 他





 先月、福岡ドームで開催された「ロボカップ2002」を見に行った。ロボ
ットによるサッカー大会である。ま、世界のロボット研究者が一堂に集う「お
祭り」のノリだ。
 大会はロボットのタイプ別にいくつかのリーグに分かれている。会場のそこ
かしこに設けられたフィールドで、タイヤ付きの箱みたいなのとか、ソニーの
アイボみたいな動物型とかがそれぞれボールに群がっている。

 今大会の目玉は、新たに始まった二足歩行ロボットによる「ヒューマノイド
リーグ」。ぐっと人間に近づいた感じがする。
 ――といっても、W杯みたいなゲームはまだまだムリで、歩行の実演やPK
ていどの勝負だ。競技開始前に「模範演技」をした本田技研のアシモのキック
も、コツン、コロ、コロ、コロ・・・てな感じ。でも、ようやくSFの想像力
に現実が追いついてきたなあ、という感慨はあった。

 というわけで、今回はロボットが主役のSFアニメ「アイアン・ジャイアン
ト」。

 時は1957年。メイン州の田舎町に住む小学生の男の子、ホーガースは、
町はずれの森で謎の巨大ロボット、アイアン・ジャイアントに出会う。ロボッ
トのデザインも大道具・小道具もいかにも1950年代のSF映画ふう。レト
ロモダンなテイストがカッコイイ。

 ジャイアントは一見恐ろしげな外見に似合わず、赤ん坊のように無邪気。2
人はすぐに仲良しになる。
 しかし、実はジャイアントの正体はスーパー破壊殺戮兵器だった。「ソ連が
極秘開発した新兵器かもしれん」「危険なロボットは排除すべし」と、米軍が
攻撃を仕掛けてくる。

 やがて、小さな町もろともジャイアントを消してしまおうと水爆ミサイルが
発射される。閃光の尾をひいて上空から迫ってくるミサイル。もうおしまいだ
・・・。その時、ジャイアントの心に浮かんだのは、ホーガースに読んでもら
ったマーベルコミックの「スーパーマン」である。

「ボク、スーパーマンみたいになりたイ・・」

 ジャイアントはホーガースと町を守るべくミサイルに向かって単身飛び立っ
ていく・・・。

 ストーリーはこのまま悲劇的なエンディングに向かって突っ走っていく。泣
ける泣ける。予想通りの展開なのだがやっぱり泣ける。
 そして、あまりにもカワイソすぎる結末・・・と思ったら、最後の最後に優
しい優しい「ハッピーエンド」が待っていた。よかったなあ。やっぱハッピー
エンドのほうが好きだな、オレは。

 この作品の舞台になった1950年代には、アシモもアイボも夢のまた夢だ
ったはず。それが今は目の前にある。それならば――。ジャイアントのように
人間的な感情を持ったロボットも、今から50年後には現実の存在になってい
るかもしれない。
 で、映画館では「懐かしの2000年代テイスト」のSFロボット映画が観
客を集めているかも。そんなことを想像しているとなんだか楽しくなってくる。



  Text by 輝 2002/7/5  メールマガジン掲載




  COPYRIGHT(C)YUMEKOBO 無断複製・転載を禁ず アロマテラピーのことなら夢香房へ