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| タイトル: |
スチュアート・リトル |
| 原題: |
Stuart Little |
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(2000年、米) |
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| 監督: |
ロブ・ミンコフ |
| 出演: |
マイケル・J・フォックス(声)、ジーナ・デイビス、ヒュー・ローリー、ジョナサン・リップニッキー 他 |
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小学生のころに読んだペットの飼い方の本に、亀を相手に晩酌する中年男性
のエピソードが紹介されていた。
子ども心にとても印象に残ったので今でもよく覚えているのだが、そのオジ
さんは日本酒をチビリチビリとやりながら、つまみの刺身を時折ペットの亀に
も食べさせるんだそうだ。それを見て「うん、うん」なんてつぶやき、さらに
またチビリ――なんてことを毎晩の楽しみにしているという。
その本では、この話の後に「亀を飼うのも楽しいものですよ。ペットって素
敵ですね」とまとめていた。当時は「動物とこんなふうにココロが通い合うっ
てスバラシイなあ!」と単純に思っていたのだが、今思えば、晩酌の相手が亀
しかいない、というのもちょっと切ない。
ペットに心が癒される、という人は多い。アニマル・テラピーなんて言葉も
あるくらいだし。
しかし、そうはいっても東京のせせこましいアパートで一人暮らしをしてい
たりすると、なかなかペットなんか飼えない。せめて映画の中で理想のペット
を探してみたい、なんてことを思ったりもする。
「スチュアート・リトル」には人間の言葉を話せるハツカネズミ、スチュア
ートが登場する。小さな体にピッタリ合った洋服をキチンと着てチョロチョロ
動き回っている姿はホントにかわいらしくって、まさにおとぎ話の世界の生き
物のようだ。ウチにも来てほしいなあ・・・。
最新のCG技術が生んだキャラクターだという。その方面の知識がない私な
んかは「ハア、そうですか」と言って納得するしかないのだが、改めてよく考
えるとホントどうやって作ってるんだろうね。スゴい時代になったものだ。
スチュアートは孤児院から引き取られ、リトル家の養子になる。お父さんと
お母さんはやさしいのだが、一人息子のジョージは「ネズミが僕の弟になるな
んて!」となかなか心を開いてくれないし、飼い猫のスノーベルは「ネズミが
オレの飼い主になるのかよ!」と怒っちゃう。それでいろいろ騒動が起こる、
というわけ。
登場人物は誰もネズミが話すことに驚いたりはしない。リトル夫妻がスチュ
アートを引き取った理由も「言葉を話す珍しいネズミだから」ではなく、「い
い子そうだから」というんだからトボけている。おおらかなおとぎ話テイスト
がほほえましい。
ラストはやさしいハッピーエンド。映画館で観ていたのだが、ついつい「よ
かったねえ、スチュアート」とつぶやいてしまった(実話)。甘くてフワフワ
していて、まるでシュークリームのような映画なのだ。
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| Text by 輝 |
2001.11.8 メールマガジン掲載 |
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